おはようございます。6月5日の土曜日。天気はシトシトと雨が降っておりますが、午後から曇り空になる予報になっております。
食事をする時など小さい子供の時にはよく、「ゆっくり噛んでから飲み込みなさい」とか「よく噛んで食べなさい」というふうに親や先生に注意されたかと思いますが、大人になっても忠実にこの教えを守ってる人というのは少ないと思います。特に人との付き合い方や考え方について注意されるという事は、ほぼ無いでしょう。
本当のことを知りたければ、「何事も鵜呑みにせず、じっくり噛み砕いて理解しましょう」。でないとコレは本当なのか嘘なのか、真意を知りたいと思ってもその確信にたどり着くことすら出来ない事が、世の中には山ほどあるわけです。
学生の頃は学校には授業で使う教科書があり、先生が講義をしてくれて、教わった範囲をノートに書いて、テストで良い点数を取れば良かったのです。
なのでテストの勉強はやりましたが、テスト問題の答えに正解したところで、これが本当に正しい答えなのだろうか、などと考える事は一切ありませんでした。
学校や家族に教えてもらうのは勉強やしつけであり、しつけとは社会行動に支障が出ない、人に迷惑をかけないためのモノ。学校で受ける授業はテストでいい点数を取る為だったので、その内容自体が正しいかどうかなんて考えることは、まずありませんでした。
社会に出て仕事をしていると、「本当にこの人は正しいことを言ってるのか」を見極める事がとても大切になってきます、というか社会人は殆どそれが仕事だと言ってもいいと思います。
仕事柄、営業や企画をやっておりますと仕事は人と会うことから始まります。まず顧客、依頼人に会って仕事の内容を説明して金銭等の商談をします(かなりざっくりですがw)。ここでの対応は全て人とのやり取りです。ここでまず真っ先に見極めなければいけないのは先述通り「この人は本当に仕事を一緒にできる相手なのか」ということです。
もうこの最初の見極め、判断を間違ってしまうと自分の会社の損益や同僚の迷惑になるだけではなく、この仕事に関わる関係会社、下請さんだったり、あらゆる所に迷惑がかかってしまいます。
もちろん仕事ですので、不慮のアクシデントといいますか、思わぬ出来事というのは否応も無く起きてしまうモノなのですが、その大半は人為的なミスであり、対応さえ間違えなければ最小限の被害損失で抑えられる事例がほとんどです。・・・ですが多くの場合、その対応が出来ない人・・・判断を誤ったり、見積もりが甘かったり、全く進行できないスケジュールを組んでいたりとか・・・ほとんどのトラブルは最初の段階で見極めを間違って発生すると言っても過言ではありません。
「そんなのわかるわけないじゃん」「実際やってみないと分からない」「どんなに頑張っても計画通りにいかないことの方がほとんどだよ」と、皆さんおっしゃるかもしれませんし、私もそう思います。ですがそういう事態を想定して上手くいかなかった時のことも含めて計画を立てるのが大事なのです。
映画などでピンチの時に「こんな事もあろうかと」と、渋いキャラが起死回生のセリフを言うカッコイイシーンのやつです(笑)。
その為には見聞きした内容を鵜呑みにしないで、しっかりと噛み砕いて精査する事が大切なのです。
カッコイイ場面ですが、長くなりましたので、続きは後日にさせて頂きます(wktk)。
またお時間あればお付き合いください。
ではまた。
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