おはようございます。4月30日金曜日。今日で4月も最終日となります。天気は晴れ時々曇りというところでしょうか。お日様が出たり隠れたりしています。
最近は健康習慣の話ばかりなので、少し毛色の違う話をさせていただきます。
皆さんどんなジャンルの音楽をよく聴かれますでしょうか。
私は音楽を聴くのも演奏するのも大好きな趣味なので、ジャンルも雑食で何でも聴いてバンドに入って演奏もしておりました。
音楽が趣味でお酒を飲むのも好きとなれば、夜な夜な似たような輩が集う飲み屋さんに入り浸り、気分良く話が盛り上がると、「楽器を演奏している人は、最終的にどの音楽ジャンルに行き着くのか」・・・まぁ大抵、どこの飲み屋でも好きなもの同士が集まると繰り広げられる、一生答えの出ない話題ではあったりしますが・・・私もこう言った馬鹿話は大好きですので(笑)。
一つの楽器を極める為に楽器演奏者が最終的に行き着く場所(ジャンル)は何か、なんてことを言われるとそれなりに一家言、持っていたりします。
やはりプレイヤーが最終的に行き着く音楽は「ジャズ」だろうと思っています。※個人の感想です。効果には個人差があります(笑)。
未だにワケが分からない事だらけの音楽ではありますが、10代からイキナリ好きになって聴き続けていますので、聴き専のジャズ歴だけで言わせてもらえば・・・もうかれこれ30年は愛聴しています。まぁ理論的な事とかを真面目に調べると、キリが無いぐらいややこしいのですが・・・今思えば単純に「楽しそうに演奏してるなぁ」と見ていて思ったのが始まりでしょうか。「一体何やってんだこの人達」っていう意味の面白さも含めて聴いていましたね(苦笑)。
ですので、「ジャズに興味あるけど、よくわからない」とか「難しそう」、「演ってる人がなんか怖そう」など・・・ソレ音楽関係ないやんっていう意見も含めて(割と多いんですよ)こういう意見をよく見聞きますが・・・ 聴く方も演る方も経験者として言わせてもらえば、敷居は他のジャンルと比べても全然低いと思っています。
ブルースのように進行はほぼ決まってますし、演奏曲もジャズスタンダードと言われる映画や歌劇の音楽だったりと、聞き覚えのある馴染みの曲がいっぱいありますから、演奏用の譜面や音源に困ることもありません。
その誰もが知ってる名曲をいかにアレンジするかがジャズの一番の特徴だと思います。
演奏する人によって曲の雰囲気がガラッと変わってしまうので、「好きなプレイヤーさんがどういうアレンジで演奏するのか」から興味を持ち始めて・・・その後ですねジャズの華である「アドリブ」を楽しむようになるのかなと思います。
ですので、まずは自分が昔から知っている、馴染みのある曲がどういうアレンジで演奏しているのかを聞き比べて楽しむというのがジャズが入り方としては面白いのかなと思います。私自身、ジャズの「じゃ」の字も知らなかった時期にジャズに興味を持って聴き倒したのは「マンハッタン・ジャズ・クインテット」というバンドでした。
このバンドは基本的にジャズスタンダード曲をわかりやすく演奏しており、もっと多くの人にジャズを楽しんで欲しいとの想いを持って活動されていたので、誰でも一度は聴いた事のある有名な楽曲が多く、曲の構成もシンプルで聴き易くて楽しい、それでいて勉強になる素晴らしいアルバムが多数あったりします。
馴染みのある曲からジャズアレンジを知って、そこから色々なバンドやプレイヤーを聞き比べるのも楽しいですし、そこからがジャズの奥深さを知る入り口になります。
よくわからないけど取り敢えず入り口の扉をくぐったら、もっと先にいろんな扉があるのがジャズの醍醐味だと思いますので、それを「難しい」と感じてしまうか「いろんな楽しみ方ができるんだ」と考えるかの違いだけかと思いますね。
作業用のBGMとして「ながら」で音楽を聴く人もいれば、何十万とするオーディオセットの前で腕を組んで音楽を聴く人だっているわけです。全部含めて「音楽の愉しみ方」だったりしますので、それぞれの方法で楽しめばいいと思います。
聴く方も演奏する方もそれぞれに楽しみ方があるワケですし、私自身もまだ全然、ジャズの何たるかを知ってるワケでも無いですし・・・最近はそんな事、知る必要があるのかなぁとも思っています。
楽しめればそれで良いと思ってはおりますが、やはり楽しむ為にはもっと知りたい、もっと出来る様になりたいと研鑽を積んで、その扉の奥に自分から進んで行くようになりますし、何処まで進んでも最後の扉にたどり着けないのは、全てのジャンルに共通の「音楽の奥深さ」ではないかなと思っておりますので、これからもどんどん演奏も聴く方も続けていく所存であります。
以上です。またお時間あればお付き合い下さい。
それでは。
気まぐれ程度の雑談が・・・もうどうにも止まらない(笑)。

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